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一歩の勇気のために ~BLS研修~
こんにちは、医療安全を担当している YとNです。
当院では年に1度全職員を対象にBLS研修(一次救命処置)を行っており、今年度は2月26日、27日に行いました。
セーフティマネージメント委員とMET(Medical Emergency Team)の多職種が協力し合いスライドを作成し、参加者のグループ分け、研修の進行など数か月前から準備を重ねてきました。
BLS研修では、急な心肺停止症例に対し、迅速で適切な蘇生技術を身に付けることを目的とし、胸骨圧迫やAED(自動体外式除細動器)の必要性を理解し使用方法を学びます。今年は主にAEDの基礎知識が理解できるようにスライドを追加しました。
研修で使用する人形は、胸骨圧迫の深さ、圧迫の達成度、人工呼吸が適正に行われているか画像と数値で確認できるものを使用しています。正確にCPR(心肺蘇生法)が出来ているかを確認でき、自信にも繋がります。
職員の表情からは、研修という事を忘れてしまうほどの真剣さが伝わりました。
BLS研修は患者さんが安心・安全に受診し、入院できるように、職員の救命処置体制の強化を図っています。そして職場に限らず、突然の心停止の人を発見したとき、「このやり方でいいのかしら?」「何も出来なかった」と後悔しないために、実践力を身につけられるよう取り組んでいます。
今回の研修スライドの中で、「勇気を持って、一歩を踏み出せるように・・」とありました。医療従事者として、救える命、大切な命を守るために、本当に必要な研修であると感じます。
この研修が職員の、一人ひとりの力になれるように
今後も研修を続けていきたいと思います。
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