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感染管理認定看護師の活動
みなさんこんにちは。
暦の上では立春を迎えています。
暖かい日も多くなり春が来るのが待ち遠しいですね。
私は感染管理認定看護師の資格を持ち、専従として院内の感染対策に従事しています。『専従』というと1人きりの職場⁉と思われるかもしれませんが、病院長を始めとし総勢47名のスタッフが院内の感染管理組織に関わり安全な医療を提供するために活動しています。
病棟で勤務している時と比べると患者さんと接する機会は減ってしまいましたが、発熱や創部の感染の有無・抗菌薬の使用状況など患者さんの経過を追っています。また、必要時には病室に赴き直接状態を観察し看護ケア状況を確認するなど、これまでと違った形で患者さんの治療や看護に参加しています。
このような活動をする中で嬉しいことは、感染を乗り越えた患者さんが無事に退院されたとき。2つ目は感染対策スタッフが自部署の問題点を改善し、その成果が目に見える形で確認できたときです。そんな時は、現場のスタッフに「すごいね」「頑張ってるね」と言葉にして返しています。
日々、慌ただしい業務の中での感染対策スタッフの活動には頭が下がります。
さて、感染対策には職員1人1人の意識も大切ですが、組織的な取り組みも重要になります。今年度は、取り組みの一環として『第2回 手指衛生推進ポスターコンクール』を開催しました。ポスターは、病院エントランスに掲示し当院を利用する患者さんや面会の方、職員代表に投票してもらいました。職員の手指衛生に対する意識の向上と当院を利用する方に感染対策に対する取り組みを知っていただく機会になればと思います。
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