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私たちこんなこともしています
こんにちは。外来看護師Nです。
緊急事態宣言が続く中、ステイホームでどんな日常を過ごされていますか?私は、仕事と育児でまだ手のかかる子供たちに悪戦苦闘しながら忙しくも充実した日常です。
今回は婦人科外来でのペッサリー自己着脱指導について紹介したいと思います。
突然ですが、みなさん、「骨盤臓器脱」ってご存知ですか?
骨盤の中にある子宮や膀胱、直腸などが下がってきて、膣の入り口から外に出てしまう事です。骨盤内の臓器を支えている靭帯や筋肉が緩むことが原因で、40~80歳代の女性に多く見られます。温存療法のひとつとしてペッサリー療法があり膣の中にペッサリーを挿入し、弛緩下垂を押し戻し、下から臓器を支える方法です。
外来ではペッサリーを自分で出し入れして管理できるように指導に当たっています。メガネやコンタクトレンズと一緒だと思ってください。
朝、活動前に装着し、寝る前に外す。自己着脱管理をすることによって通院回数減少、不快症状が改善することによって快適な生活を送れるというメリットしかありません。
始める前は「私には無理」と言う方もいますがほとんどの方が習得して自己管理できるようになります。指導には、マンツーマンで45分の時間を設け何でも聞ける環境を整えています。最近は、特殊リング(ゲルホーン)の指導も始めています。
指導側のスタッフもスキルアップを目指し、患者さんに寄り添い、ほんの少しでも力になれればと思い対応しています。
このようなことにやりがいを感じ、日々頑張っています。
ペッサリー治療している方は、若い年代の方もいます!自分には関係ないと思っている方も、将来に備え体重管理と骨盤底筋体操は重要です!
一緒に頑張ってみませんか。
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