2024/11/14
スタッフブログ

BLS研修

こんにちは。

MET(Medical Emergency Team)メンバーのYです。やっと秋の訪れを実感する今日この頃ですが、皆様体調など崩してはいないでしょうか?

当院恒例となりました全職員対象のBLS(Basic Life Support)研修を10月末に行いました。今年からMETメンバーは看護部以外にも拡大され活動しています。新体制スタート時こそ、事務・コメディカルのスタッフは「私たちに何ができるのか?」と困惑の表情でしたが、動き出してみれば「数年前からインストラクターしています」と言わんばかりの活躍ぶりです。またインストラクターを継続しているメンバーの見事な話術と対応力には脱帽しかありません。役割や経験、努力が成長につながるのを実感できて、とても嬉しく思っています。継続して委員を担っているスタッフから、「BLSを再受講しました」「ISLS受講しました。ちょっとはまっちゃってインストラクターまで受講します」など、自分のお金と時間を使って楽しそうに取り組んでいる様子を見て、有難さから尊敬のまなざしを向ける私です。リズム感のない私はインストラクターとしては致命的ですが、来年はもっと上手にできるよう精進したいと思います。

今年は医師も、昨年よりもちょっとだけ多く参加していただけました。「コードブルーの時は7000に電話ですね。AEDやバックバルブマスクがどこにあるのかもわかりました。」との感想をいただきました。そう、医師はいつも呼ばれる側ですもの。でも、発見者になるかもしれないと取り組む姿勢は「す・て・き」です。恒例のY医師の寸劇ならぬ、BLS実技シミュレーションもリアルで、楽しく拝見できました。

また、新METメンバーのKさんはDXの波をこの活動にも運んできてくれました。研修の出席確認に職員バーコードを活用し、自動チェックインのシステムを作ってくれたのです。すごいです。受講者からも羨望のまなざしと、お褒めの言葉をいただきました。

さて、そんな折です。病院受付で失神した患者さんがおられましたが、医事課の皆さん、めちゃくちゃ迅速に看護師と連携してくれました。研修効果を目の当たりにできて、ご褒美をもらえた気分です。患者の安全確保のためには、教える側も学ぶ側も双方の力が必要ですね。心から感謝しつつ、人間いくつになっても成長できると実感する機会にもなりました。ありがとうございました。

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